子も育ち、親も育つ
ウルフルズ「みいつけた」
歌詞
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http://j-lyric.net/artist/a0036f2/l019b44.html
夫を職場まで送っていった帰り、カーラジオから流れてきた曲。確か10年ほど前、NHKの子ども向け教育番組で使われていました。
その頃は子ども達も幼く、子達の将来をまだ何色にも染まっていないちっちゃなたまごに例えたこの歌に重ねて、どんな子になろうともただただ慈しんで育てていこうと密かに心に決めました。
あれから10年ほどたち子どもも成長し、高校生・中学生・小学生(高学年)になりました。
上の子2人はそろそろ将来のことを考えて進路を決める時期になりました。
特に次男は来年受験生。高校に行くと決めているようですが、具体的にどの高校に行くとか普通科なのか専門科なのかもまだ未定。高校卒業後の進路によっても変わってくるので、せめて普通科か専門科かどちらか位は決めてほしいのですが、3年生になってから決めるとのんびりモード。勉強にしても受験生になってから頑張ればいいや位に思っているふしがあります。
自分の時、そして長男の時の経験則からそれでは間に合わないと伝えてはいますが、今ひとつ実感がない次男です。
子どもには常日頃、自分の人生なのだから自分で考え、自分自身で切り開くよう言っています。家族といえどもそこは踏み入ってはいけない領域だと思っています。
しかしながら、人生において経験が少なく先の見通しが甘い部分が多々あります。親としてそこがとても心配です。下準備をしっかりして早め早めに動いていれば、例え失敗や間違いに気づいても軌道修正できます。
日々、口うるさく言っていますが、子の心にしっかりと伝わっているかというと、多分NOです。
そもそも親だって人間なので失敗もするし怠け心に負けてしまうこともあり、そんな状態で子の人生に口だしするのはおこがましいのではないかと感じることも。
ウルフルズの「みいつけた」を聴きながら、子ども達はもう夢と現実のすり合わせをする時期にきている。現実をしっかり親子で見据えつつ、将来にむかって歩みを進める子に対して親という垣根をとっぱらって一緒に考えていけたら、と思った朝でした。